中古車選びで失敗しない!シビックFD2購入前に注意すべきこと6選

車紹介

FD2は最後の国産NA VTEC搭載車です。
中古車市場でとても人気の車種です。

実際、他のNA VTEC搭載車と比較しても
最後に開発されたVTECエンジンなので
熟成されており故障は少なめです。
また、年式が新しいのでEK9やDC2ほど
傷んだ車両が少なくホンダの泣き所である
部品供給打切りの早さも販売終了から
まだ13年なので現状は大きな問題ではありません。

NA VTEC車が欲しい人に1番おすすめの車です。

故障が少なく部品供給が問題なくても
購入時はできるだけ状態の良い車両を
購入したいですよね。
私もFD2を購入した時は4台の車両を実際に見て
状態が良い&お値打ちな車両を選びました。

今回は私の経験も交えながらFD2購入前に
注意すべきことをご紹介していきます。

この記事でわかること

・FD2の癖の強い個性
・現車確認で注意すべきポイント
・オーナーによる良い話/悪い話

購入前に理解しておきたいFD2の癖強ポイント

①硬い足まわりで乗り心地が悪い

この車はとにかく足が硬いです。
サーキットで速い車を目指して開発されたので当然です。

道路の継ぎ目、工事後の舗装路面の段差などで少し痛いと思うほどの硬さです。
飲み物を飲むのも難しい揺れです。

車高調のバレネートで言えば
20kgf/mmくらいの硬さに感じます。
(実際には純正足はF:4.8 R:6.5です。
ボディが硬いのでしょうか。)
後期は前期よりも少しマイルドな硬さです。

足回りの硬さは運転していると
気になりません。慣れます(笑)
家族がいるなら、家族も乗せて試乗してみるといいでしょう。

②エンジンルームが狭く整備性が悪い

エンジンルームにK20Aエンジンと補機類が
ぎゅうぎゅうに詰め込まれています。

オイルエレメント交換が大変なのは有名な話で
右Frタイヤを外してそこから手を突っ込み
見えない状態でエレメントを外す作業です。
エレメントを外すとオイルが散らかりますが
狭いので清掃も面倒です。

あと、ポジションランプ交換ですら大変でした。

③セダンなのに4人乗り

FD2の後部座席。真ん中の人の為のシートベルトの止め具がないことが確認できる。

ベースのシビックセダンは5人乗りですが
FD2は4人乗りです。
ファミリーカーとして使えそうな外見なのに…
FD2を検討している方には
あまり関係ない人が多いかもしれません。

④小回りが利かない

ボディサイズの割に小回りが利きません。
最小回転半径は5.9mです。

車種全長×全幅×全高(mm)最小回転半径
シビックFD24570×1770×14305.9m
アコードCL74665×1760×14505.4m
WRX STI4595×1795×14755.6m
ノア4695×1730×18955.5m

同じような大きさのCL7は5.4mです。
FD2よりも大きいWRXですら5.6mです。

ボディサイスというよりも
ステアリングギア比が小さい、クイックレシオな車と言えるでしょう。

狭い駐車場や住宅街では運転が少し大変です。

⑤高速巡行が少しつらい

サーキット重視なのでローギヤードです。
6速3000回転で100km/h
6速4000回転で120km/hです。

ハンドルの遊びが小さいので
うっかりしていると左右に寄ってしまいます。
僕が下手なだけですね。笑

現車確認で注意すべきポイント

FD2はEK9やDC2ほど故障は多くないです。
その点はまずご安心ください。

①キャリパーの色褪せ

きれいなbrenboの赤色ではなく黒色の場合、
ブレーキが高熱になるサーキット走行を
していた可能性が高い
です。

サーキット走行は車に与えるダメージが
大きいので「全体的に傷んでいるかも」と
想像して現車確認する必要があります。

②オイル漏れ

ヘッドカバー下・油圧パワステポンプ・
インテークホース・スプールバルブ・
オイルパン・ミッションケースを確認します。

エンジンルームが狭いので上から見れる部分はかなり少ないです。
パワステポンプやヘッドカバーのオイル滲みや
インテークホースのひび割れが要確認です。

ジャッキアップしてもらえれば下から
オイルパンやミッションケースのオイル跡を確認してみましょう。

VTECのハイカムを切替えるスプールバルブも
よくオイル漏れしますがエンジン後方の
かなり見えづらい位置にあります。

③ルーフの内張り剥がれ

ルーフの内張りがだらんと剥がれてしまうことがあります。
FD2やアコードCL7でよく聞く症状です。
そのままにしておくとどんどん剥がれが広がってしまいます。
前期用の品番は廃盤だが後期用の品番は在庫あり。なんとか直すことはできるらしい。
天井は見忘れがちなので要注意です。

④液晶メーターのドッド欠け

FD2はスピードメーターとタコーメーターが
2つに分かれています。

上部にあるスピードメーターのデジタル表示の
ドットが部分的に光らなくなることがあります。
修理する場合は上部のメーターごと交換になります。

⑤クラッチの異音

クラッチがキーキー言うのは持病。
ほとんどのFD2で鳴ります。

マスターシリンダー交換で直るらしいが
再発するという話もあります。

⑥3速シンクロ不良が対策品に交換済か

こちらは確認が難しいですが
前期型は3速が入りづらい車両があるようで
当時、シンクロのリコールがあったそうです。

対策品に変わっているのか聞いてみましょう。
(リコール済のマークがあるか確認中)

私のFD2も前期型ですが、
引っかかりなく吸い込まれるような
フィーリングでシフトチェンジできます。

FD2オーナーの声

私の意見だけでなくWEB上で「なるほどな~」
と共感したFD2オーナーの声を集めました。

良い点も悪い点も理解した上で
それでもぜひFD2を購入してもらいたいです!

FD2が益々魅力的になる話

オーナーA
オーナーA

高回転だけでなく低回転の力強さにも感動しました。街乗りでは3000回転以上使う場面はほぼなく、低回転でも乗りやすいです。高いギヤでもゆっくり走れてしまいます。

オーナーB
オーナーB

子供が大きくなりミニバンから憧れのFD2に乗り換えました。ミニバンよりしっかりした後部座席の作りを始め、高い安全性、運転の楽しさ、そして家族で楽しめる。家族の車=ミニバンと言う先入観が払拭されました!

オーナーC
オーナーC

ここまで尖った市販車はこれが最後ではないか。スポーツカーというよりまさにレーシングカー。走りを追求した車は運転が楽しいです。

オーナーD
オーナーD

中古で購入した時も新車価格からほとんど下がっておらず、リセールが高い車だと感じた。売却時もかなりの走行距離があったにも関わらずかなりの高値がついた。人気がある証拠。

購入前に覚悟しておきたい話

オーナーE
オーナーE

乗り心地は健康な人には問題ないけど、お年寄りや妊婦さんにはよくない。頭痛などの体調が悪い時に運転するのはつらいです。

オーナーF
オーナーF

小回りが利かない。家の前の通りが細いので毎日車庫入れが大変です。

まとめ

FD2はスポーツ走行に特化した車です。

サーキットを速く走れて、
ついでに実用性もある車です。笑

ちょっとばかり短所があっても
それを補って余りある程の長所があります。

【FD2の癖が強い個性】
①硬い足まわりで乗り心地が悪い
②エンジンルームが狭く整備性が悪い
③セダンなのに4人乗り
④小回りが利かない
⑤高速巡行が少しつらい

NA VTEC搭載車の中では
新しい部類の車両なので故障は少なめです。
また部品もまだ販売されているので
安心して中古車を購入できます。

【現車確認で注意すべきポイント】
①キャリパーの色褪せ
②オイル漏れ
③ルーフの内張り剥がれ
④液晶メーターのドッド欠け
⑤クラッチの異音
⑥3速シンクロ不良が対策品に交換済か

別の記事ではFD2の概要や開発背景、
K20Aエンジンの凄さやボディ剛性について紹介しています。

【FD2】NA VTEC最強のシビックタイプRは何がすごい?
シビックタイプR FD2って何がすごいの?という人も多いのではないでしょうか。シビックと言えばEK9といっても過言ではありません。FD2はi-VTECエンジンによるレスポンスの良い加速・ハイカムへの切り替わり、高いボディ剛性などサーキットで速く走ることを考えられた車です。

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