新しい家族が増えた、子供が成長した、
おじいちゃんおばあちゃんも乗せるようになった。
ライフステージが変われば
車に求められる条件が変わり、
乗り換えを検討される方が多いです。
ファミリーカーは各自動車メーカーが
一番力を入れているジャンルなので
種類がとても豊富です。
豊富なのはありがたいのですが、結局、
「どの車が使いやすくて維持費が安く、
我が家に合っているの?」
という疑問は尽きないと思います。
そこで今回は車両サイズごとに維持費の安い
ファミリーカーをご紹介していきます。
ファミリーカーの種類
車にはスポーツカーやSUVなど
趣味的要素が強いジャンルがあります。
この記事では家族との生活を最優先にした
ミニバン選びについて記載しています。
たとえば
・家族全員が快適に乗れる車
・維持費が安い車
・安全性が高い車
・運転しやすい車
その中でも
コスパ最強の軽ミニバン、
扱いやすさと積載性のスモールミニバン、
+αの高機能性を持つミドルミニバンを
6台ご紹介します。
先進安全装備
安全あってこその維持費の安さだと考えます。今回ご紹介する6台はすべてサポカーSワイドです。
自動ブレーキ搭載車をサポカーと呼び、
サポカーSワイドはその中でも最上位です。
- 対車両自動ブレーキ
- 対歩行者自動ブレーキ
- ペダル踏み間違い時加速抑制機能
- 車線逸脱警報
- 先進ライト
軽ミニバン
コスパ最強のミニバンです。
軽自動車という規格上の弱点である
乗車人数やスペース、エンジンパワーが
気にならない方におすすめです。
ホンダ N-BOX

まずは日本で一番売れている車 N-BOXです。
軽自動車年間販売台数は
2016年から2023年まで8年連続で1位です!
さらには2024年上半期でも1位でした!
正直なところ、N-BOXを選べば間違いなしです。
人気の理由は他車と比較しても圧倒的に広い
室内空間とシートアレンジの自由さです。
リヤシートのスライド機構により、
足を伸ばしても足を組んでも
窮屈さは感じません。
また、27インチの自転車も積み込めるので
お子様のお迎え等にも対応できます。

維持費は下記のようになります。
(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 10,800円 |
重量税 | 5,000円 |
燃料費(カタログ燃費) | 81,019円 |
燃料費(実燃費) | 106,577円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 122,377円 |
N-BOXの基本スペックです。
グレード | ベースグレード |
価格 | 1,648,900円 |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,790mm |
乗車定員 | 4名 |
カタログ燃費 | 21.6km/L |
実燃費 | 16.4km/L |
排気量 | 660cc |
後席モニター | 108,900円 |
後席クーラー | なし |
安全装備 | サポカーSワイド |
スズキ スペーシア

2023年軽自動車販売台数 第3位のスペーシアです。
N-BOXと同様に軽自動車ながら
広くて使いやすい室内が魅力です。
N-BOXとの違いに
マイルドハイブリッドシステムと
後席への空調が挙げられます。
マイルドハイブリッドシステムは、
シンプルな構造なので
安価で燃費を向上させることができます。
後席にサーキュレーターが用意されているので
後席でも快適に過ごせます。
(クーラーではない)

維持費は下記のようになります。
(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 10,800円 |
重量税 | 5,000円 |
燃料費(カタログ燃費) | 73,222円 |
燃料費(実燃費) | 94,035円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 109,835円 |
軽自動車であれば自動車税・重量税は
一番安いクラスに分類されます。
従って軽自動車で維持費の安さを追求すると
実燃費が良い車に絞られます。
スペーシアはマイルドハイブリッドと
スズキお得意の軽量化技術のために
スライドドア付の軽自動車としては
かなりの低燃費で維持費が安いです。
スペーシアの基本スペックです。
グレード | ハイブリッドX |
価格 | 1,771,000円 |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,785mm |
乗車定員 | 4名 |
カタログ燃費 | 23.9km/L |
実燃費 | 18.6km/L |
排気量 | 660cc |
後席モニター | 118,140円 |
後席クーラー | サーキュレーター |
安全装備 | サポカーSワイド |
スモールミニバン
コンパクトカーを少し大きくしたサイズ感で
狭い駐車場や細い道でも運転がしやすいです。
大きなミニバンは運転したくないという人や
わざわざ大きな車は必要ないという人などに
ピッタリなジャンルです。
トヨタ ルーミー

スライドドアがある小さめの車が欲しい、
でも軽自動車はイヤ、
という人におすすめなのがルーミーです。
軽自動車よりもパワーがあり、室内も広い。
それでいてシエンタよりも小さいので運転しやすい。
そんなちょうどいい・お手頃な車です。

維持費は下記のようになります。(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 25,000円 |
重量税 | 24,600円 |
燃料費(カタログ燃費) | 95,109円 |
燃料費(実燃費) | 129,918円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 179,518円 |
排気量1000CCなので自動車税が25,000円です。軽自動車に次ぐ安さです。
ルーミーの基本スペックです。
グレード | カスタムG |
価格 | 1,924,000円 |
全長 | 3,705mm |
全幅 | 1,670mm |
全高 | 1,735mm |
乗車定員 | 5名 |
カタログ燃費 | 18.4km/L |
実燃費 | 13.5km/L |
排気量 | 1,000cc |
後席モニター | 101,200円 |
後席クーラー | なし |
安全装備 | サポカーSワイド |
ホンダ フリード

”ちょうどいい”、”こころによゆう”が
キーワードのフリードです。
大きすぎるミニバンは運転しづらいし
軽ミニバンでは小さすぎるという家族に
ぴったりの1台です。
外見はシンプル&スタイリッシュです。
癖がないので万人受けするデザインでしょう。
後席クーラーや後席モニター、
3列目の大きな窓など
後席の快適度が高くなっています。
また、3列目シートを使用する機会が多い方は
6人乗りモデルが乗り降りしやすくおすすめです。
(後述のシエンタは2列目シートを毎度動かす手間がかかります)
2~3列目に座る人のために
良い環境を整えたい方に向いています。
ただし残念なことがあります。
後席クーラーと後席モニターの
同時装着ができません。
設置スペース的に仕方がないのはわかりますが…
私ならリアクーラーを選択し、
運転席・助手席裏にあるUSB給電を使いながら
タブレットで動画視聴します。
維持費は下記のようになります。(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 30,500円 |
重量税 | 24,600円 |
燃料費(カタログ燃費) | 106,707円 |
燃料費(実燃費) | 142,624円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 197,724円 |
フリードの基本スペックです
グレード | エアーEX |
価格 | 2,697,200円 |
全長 | 4,310mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,755mm |
乗車定員 | 6名 |
カタログ燃費 | 16.4km/L |
実燃費 | 12.3km/L |
排気量 | 1,500cc |
後席モニター | 108,900円 |
後席クーラー | 標準装備 |
安全装備 | サポカーSワイド |
トヨタ シエンタ

アウトドアスタイルの外見と
実際にキャンプ等様々な場面で活躍する
機能面から大ヒットの車両です。
2023年の新車販売台数は、
ヤリス、カローラに次ぐ第3位です。
1番売れているミニバンと言えます。
1列目と2列目を行き来する際に
フリードよりも僅かに隙間が広いので
1~2列目の移動はシエンタの方がしやすいです。
シエンタとフリードは共に3列目シートがある
スモールミニバンサイスですが、
購入費用の面ではシエンタに分があります。
カタログ販売価格はほぼ同額ですが、
フリードはカーナビがオプション装備になるので
シエンタの方がカーナビの約20万円お得です。
維持費は下記のようになります。
(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 30,500円 |
重量税 | 24,600円 |
燃料費(カタログ燃費) | 95,628円 |
燃料費(実燃費) | 108,628円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 163,728円 |
シエンタの基本スペックです。
グレード | Z |
価格 | 2,686,600円 |
全長 | 4,260mm |
全幅 | 1,695mm |
全高 | 1,695mm |
乗車定員 | 7名 |
カタログ燃費 | 18.3km/L |
実燃費 | 16.1km/L |
排気量 | 1,500cc |
後席モニター | 104,500円 |
後席クーラー | サーキュレーター27,500円 |
安全装備 | サポカーSワイド |
ミドルミニバン
フリードやシエンタでは少し手狭という方には
もう1サイズ大きいミドルミニバンがおすすめです。
ただ大きいだけではなく、
快適装備や安全装備が充実しています。
トヨタ ノア

スモールミニバンの積載性や快適性も
モデルチェンジの度に向上していますが
やはりミドルミニバンの方が一枚上手です。
たとえば5~6人乗車で長距離走る場合や
大きな荷物を載せる場合にノアの優位性が出ます。
<後席の快適装備>
後席クーラー
後席モニター
後席シートヒーター
後席オットマン など
先進技術も優れています。
後席から降りる際に
後方から車両が接近している場合は
パワースライドドアが自動で停止し
事故を未然に防ぐ“安心降車アシスト機能”も
あります。
また、高速道路の時速40km以下では
手足を楽にして前方車両に自動で追従走行してくれます。
長期連休中の実家への帰省などで
役に立ちそうです。
維持費は下記のようになります。
(車種によって大きく異なる維持費を抜粋)
自動車税 | 36,000円 |
重量税 | 32,800円 |
燃料費(カタログ燃費) | 76,087円 |
燃料費(実燃費) | 104,728円 |
年間費用(実燃費Ver.) | 173,528円 |
ラージミニバンであるアルファードは
自動車税も重量税も、
もう1ランク高いクラスに分類されます。
グレード | ハイブリッドS-Z |
価格 | 3,670,000円 |
全長 | 4,695mm |
全幅 | 1,730mm |
全高 | 1,895mm |
乗車定員 | 7名 |
カタログ燃費 | 23.0km/L |
実燃費 | 16.7km/L |
排気量 | 1,800cc |
後席モニター | 140,800円 |
後席クーラー | 標準装備 |
安全装備 | サポカーSワイド |
まとめ

維持費が安いファミリーカーを
6台ご紹介しました。
・家族全員が快適に乗れる車
・維持費が安い車
・安全性が高い車
・運転しやすい車
こういった条件に合致する車が
ファミリーカーとしてピッタリだと考えます。
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