洗車と一言で言っても奥が深いです。
洗い方の手順や洗車用品の選び方など
注意すべきポイントは多々あります。
「どういう物を買えばいいんだろう?」
「何となく洗車してるけど
他の人はどんなことに気をつけているんだろう?」
洗車は誰かに習う物ではないので、
こういった疑問もあると思います。
私自身も以前同じ疑問がありましたが
親や友人にヒアリングしたり
ネットやYouTubeで勉強して
最適な洗車方法を追求していきました。
この記事では洗車の手順に沿って
注意点や必要な用品をご紹介していきます。
- 洗車の手順、注意点
- 洗車好きがおすすめする洗車用品
洗車の手順と各工程で必要な便利アイテム
まず全体の流れを整理すると、
- 手順 ①バケツに水を汲んでスポンジを浸しておく
- 手順 ②ホイールを洗う
- 手順 ③高圧洗浄機で落とせる汚れを除去する
- 手順 ④カーシャンプーを使って汚れを落とす
- 手順 ⑤拭き上げ
- 手順 ⑥コーティング
基本的にはこのような流れです。
鉄粉除去や水垢除去など一手間加える場合は
⑤と⑥の間に施工→シャンプーで洗い流し
が増えますが、今回は割愛します。
①バケツに水を汲んでスポンジを浸しておく
この作業でバケツが必要なのは当然ですが、
バケツ選びにもポイントがあります。
Point1:15~20Lの大きなバケツ
Point2:砂の付着を防ぐグリッドガード
スポンジは吸水能力が高いので、
小さなバケツではあっという間に水が減って
途中で足りなくなります。
最初から大きなバケツを用意しましょう!
また、小さなバケツでは水が減った時に
バケツの底に沈殿した砂埃がスポンジに
付着するリスクが高いです。
大きなバケツの使用と併せて、
バケツの底にかさ上げした格子状の
“グリッドガード”をセットして、
スポンジを砂埃から守ります。
このグリッドカードはバケツの底に
砂埃を留めておく効果もあります。
こちらのディテールガーズの商品は、
グリッドガードが上から下への水は通すが
下から上へは逆流させない仕組みになっており
他社製品にはない特徴がおすすめです。
踏み台になるバケツもあります。
踏み台があれば背の高い車もらくらくですね。
ちなみに手順①で
スポンジをバケツに浸しておく理由は
スポンジを水で柔らかくしておき、
少しでもボディへのダメージを減らしたいからです。
②ホイールを洗う
Point1:ホイールは最初に洗う
Point2:溶剤を使用して楽に汚れを落とす
先にボディを洗うと、汚いホイール汚れが
ボディに飛び散ってやり直しになってしまいます。
ホイールにはブレーキダストや油汚れ、
雪国の場合は塩化カルシウムなど
様々な汚れが付着し固着しています。
カーシャンプーでは汚れを落としきれません。
そんな様々な汚れは溶剤の化学反応で溶かして
サッと拭けば簡単にきれいになります。
こちらのブラシは柔らかい毛と、
スポンジで覆われた柄のおかげで、
ラフに洗ってもホイールに傷がつきません。
③高圧洗浄機で落とせる汚れを除去する
Point:高圧洗浄機で可能な限り汚れは吹き飛す
まず前提として、使用するのは
洗車機ではなくコイン洗車場の高圧洗浄機、
シャワーホースではなく高圧洗浄機です!
どれだけ柔らかいスポンジ、きめ細かな泡を作っても
汚れに触れる以上は洗車傷のリスクが生まれます。
こちらは自宅で洗車できる人に限られますが、
コンパクトでモーター音が静かな高圧洗浄機です。
保管場所やご近所への騒音の心配が不要です。
一度使えば、シャワーホースには戻れません。
洗車の必需品として全力でおすすめします。
こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。

④カーシャンプーを使って汚れを落とす
高圧洗浄機で汚れをある程度落としたら
次はカーシャンプーを使用します。
Point1:シャンプーの泡が乾かないようにする
Point2:スポンジは優しくボディの上を滑らせるだけ
Point3:ボディ上部と下部でスポンジを使い分ける
注意点が3つあります。
1つ目は、暑い日はボディのシャンプーがどんどん乾いて、
頑固な水垢になってしまいます。
ボディが乾かないよう小まめに水をかけるか、
部分的に洗い流し→拭き上げまで終わらせましょう。
2つ目は、スポンジにどれだけ泡を乗せても
スポンジには力を入れないことです。
ボンネットやルーフを洗う時にスポンジに
体重が乗らように注意が必要です。
力を入れなくても汚れは落ちますし、
落ちない場合は別途溶剤を使用しましょう。
3つ目は、スポンジを2つ用意して汚れの多い
下部とそれ以外の部分で使い分けましょう。
これもまた、洗車傷のリスクを減らすためですね。
カーシャンプーは製品によって
様々な特徴があります。
泡立ち・撥水効果・水垢除去・ワックス配合 etc.
私がおすすめしたいのは
一番ベーシックな、カーシャンプーと言ったら
誰もが名前を挙げるシュアラスターのカーシャンプーです。
癖がないのが特徴でどんな車にも
使用できるのが利点です。
もう1種類紹介すると
ながら洗車から販売されている
スノーシャンプーがボディに優しくおすすめです。
濃密な泡立ちで洗車傷を限りなくゼロにしよう
といったコンセプトで開発されています。
見事な泡立ちで洗車が楽しくなります。
⑤拭き上げ
Point:洗い残しがないか探しながら拭き上げる
“④カーシャンプーを使って汚れを落とす”で
きれいに洗ったつもりでも、洗い残しが稀にあります。
(サイドステップの下やリアアンダースポイラーの下など)
⑤拭き上げでは一気にボディの水気を
取っていきます。
クロスに汚れが付着すると、その汚れを
他の部分に擦り付けて洗車傷が出来てしまいます。
拭き上げに用いる洗車クロスも
多くの商品があり、迷ってしまいがちです。
最近の流行りはサッとボディに載せて
手前に引きながら水を吸い取るクロスが人気です。
力を入れて拭く必要がないので
洗車傷が付きにくいメリットがあります。
また、おもしろいくらいに吸水するので
洗車が楽しくなるのもメリットでしょう。
大きすぎるタオルはボディ側面や下側は
拭きにくいというデメリットがありますが、
この商品は中サイズのクロス2枚セットなので
扱いやすいです。
Amazonのベストセラーにも選ばれています。
一方で、一周回ってロングセラーの
プラスセーヌもおすすめです。
こちらは昔から販売されており、
吸水というよりも自分で拭く感覚が強いです。
最近流行りのクロスは大きく分厚いので
絞りづらいです。
しかしこのプラスセーヌは生地が薄いので
何度でも絞って使えますし、コンパクトで
ボディのどこでも拭き上げやすいです。
⑥コーティング
最後の工程です。
Point:拭きムラ・拭き残しのないように!
最後のコーティングが洗車の中で
一番大変な作業です。
なので私から言えることは
「最後まで丁寧に!」ということです。
あと少しで終わり…!という気持ちから
丁寧さが欠けてしまいがちです。
コーティングは丸く円のように拭くのではなく
部位ごとに端から端まで縦横に吹き上げましょう。
コーティング剤も趣味が分かれる用品ですが、
私がおすすめするのはシュアラスターゼロウォーターです。
この商品は親水で雨の日にボディに水滴が
残りにくい特徴を持っています。
雨上がりの晴れた日に親水は最大限に
効果を発揮します。
日差しが水滴を通ってレンズのように
塗装を焼いてしまう恐れがあります。
ゼロウォーターは水滴が出来にくいので
塗装を傷めるリスクが低いです。
まとめ
洗車の手順・注意点やおすすめアイテムを
ご紹介しました。
いろいろ書きましたが端的に述べると、
大切なのはボディへの思いやりです。
愛車を可愛がって
常にピカピカにしてあげてください!
- 手順 ①バケツに水を汲んでスポンジを浸しておく
Point1:15~20Lの大きなバケツ
Point2:砂の付着を防ぐグリッドガード - 手順 ②ホイールを洗う
Point1:ホイールは最初に洗う
Point2:溶剤を使用して楽に汚れを落とす - 手順 ③高圧洗浄機で落とせる汚れを除去する
Point:高圧洗浄機で可能な限り汚れは吹き飛す
- 手順 ④カーシャンプーを使って汚れを落とす
Point1:シャンプーの泡が乾かないようにする
Point2:スポンジは優しくボディの上を滑らせるだけ
Point3:ボディ上部と下部でスポンジを使い分ける - 手順 ⑤拭き上げ
Point:洗い残しがないか探しながら拭き上げる
- 手順 ⑥コーティング
Point:拭きムラ・拭き残しのないように!
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