ど素人によるDIYボディ研磨│色褪せたボディは復活できるか?

つぶやき

​愛車の塗装を艶々にしたい!
でもプロに研磨を頼むと数万円の出費…。

ならDIYでやればいいんだ!と言っても、「ボディ研磨は専門的な知識が必要で難しそうだし、どんな道具が必要かもわからない…。」という愛車の塗装にお悩みのオーナーさんはいませんか?

​この記事では、塗装を傷めない「慎重な研磨手順」や、DIYの実体験で感じたことをまとめました。DIYできれいな塗装を取り戻したい方は、ぜひ参考にしてください。

園長
園長

私は完全など素人です。同じような方のご参考になれば幸いです。
・研磨知識 / 経験ゼロ
・初めての研磨
・色褪せた車をきれいにしたい

コペンの現在の塗装状態

今回、研磨に踏み切った最大の理由は、ボディ全体の「色褪せ・くすみ」です。

​長年の紫外線に曝されたコペンの塗装は、本来の鮮やかさを失い、白ボケたような印象に。近くで見ると、洗車キズも目立っていました。

この写真では赤丸部分が一番色褪せがわかりやすい。この色褪せがルーフ全体に広がっている。
トランク全体も白ボケていて、艶感はまったくない。
写真よりも実際の色褪せの方がひどいです。ここは真っ白です。

今回のボディ研磨では、
「色褪せ・くすみを目立たなくさせ、艶感を取り戻す」をゴールとして、施工していきます。

【Step1】下地処理

​まずは徹底的に下地を整えます。

ここで汚れが残っていると、コンパウンドが塗装面に届かずに均一な研磨ができません。
また、研磨中にその汚れを噛んでしまい、逆に深い傷を作ってしまいます。

①洗車(砂・ホコリの除去)

​まずは通常の洗車で汚れを落とします。

隙間に砂が残っていると、ポリッシャーの風圧で飛んできてバフに付着するリスクがあるため、いつもより念入りに洗い流します。

②鉄粉取り

​ボディを触ってみて「ザラザラ」していたら、それは鉄粉です。
専用の鉄粉除去剤や鉄粉取り粘土を使って、表面をツルツルにします。

溶剤の洗い残しは塗装面にダメージを与える可能性があります。鉄粉除去剤を吹きかけたら、商品の使用方法に記載された放置時間を厳守し、入念にすすぎ洗いをしてください。

③水垢・ワックス除去

古いワックス成分や、ドアミラーの下などの黒ずんだ水垢などを専用クリーナーで落とします。

これらを事前に除去しておくことで、コンパウンドが直接塗装面を研磨できるようになります。

この工程までくると、塗装本来の滑らかな表面になります。
水をかければ薄く広がり、膜のように張り付きます。塗装面の不純物が完全に除去された証拠です。

【Step2】マスキングで樹脂部品をガード

​下地が整ったら、次はマスキングです。

マスキングをする理由は主に2つです。
1つ目が「パーツの保護」
​ポリッシャーのバフが未塗装の樹脂パーツやゴムモールに当たると傷をつけてしまいます。
加えて隙間にコンパウンドが入り込んで、取るのに苦労します。

2つ目が「端までしっかり磨くため」
バフを当ててしまわないように注意しながら磨くのではなく、当てても問題ないようにマスキングしてギリギリまで攻めて磨きます。

左:雑なマスキングで磨き残しが目立つ
右:丁寧なマスキングで磨き残しがほぼない
園長
園長

「面倒だな…」と感じる工程ですが、マスキングせずに磨くと傷や磨きムラなど、余計に面倒なことになります(笑) ここはきっちり手を抜かずにやっておきましょう!

​​以下の部分をマスキングしましょう。

  • ​カウルトップ(ワイパー周りの黒い樹脂)
  • ​ヘッドライト・テールランプの縁
  • ハイマウントストップランプ
  • ​ドアミラーの付け根(可動部の隙間)
  • ​ルーフの継ぎ目
  • エンブレム周り

マスキングテープはホームセンターなどの方が安いです。
テープ幅は複数種類用意しておいた方が便利です。

ポリッシャーの使い方とコツ

Step3 磨きに進む前に、​
今回のDIY研磨で使用し道具とコツのご紹介です。

ポリッシャー京セラRSE-1250
初心者でも失敗しにくい研磨力が控えめなポリッシャー
ウレタンバフ京セラRSE-1250セット品
ショートウールバフ
​コンパウンドソフト99 液体コンパウンド (仕上げ用、超鏡面用)
※セットの傷消し用は使用しませんでした
ワークライト仕上がり確認用に光量が強いもの

※なぜこの機材を選んだのか?という詳しい理由は、別記事の「道具選び編」でじっくり解説します。

失敗しないための4大ポイント

①​バフの面は水平、力を加えない

バフは塗装面に対して「水平」に。
押し付けるのではなく、機械の自重+両手でしっかり持って優しく当てます。

園長
園長

片手でもできますが安定しないし力加減も足りていないようでした。やはり両手が良さそうです。

②縦・横に直線的に動かす

あちこちランダムに動かすと「磨きムラ」の原因に。
縦・横と規則正しく動かし、1往復ごとに半分くらい重ねていくと均一に仕上がります。

③コンパウンドはしっかり伸ばす

コンパウンドは磨き続けて見えなくなるまで伸ばすときれいにできました。

あとはクロスでサッと拭くだけの状態まで磨きました。

園長
園長

どれだけ磨けばいいのか?は、かなり試行錯誤して苦労しました

④コンパウンドの焼き付きが起きても慌てない

コンパウンドがこびりついて取れなくなることがあります。

しかし実際はコンパウンドを少しクロスに取って優しく拭けば簡単に落ちます。強引にポリッシャーを強く押し付けたり回転数を上げると傷の素です。

コペンのボディ研磨の難所

​コペンを磨く際、特に苦労した難所がこちらです。

  • ボンネットの凹凸
  • ボンネット上のカウルトップ
  • トランク両サイドの凹凸
  • ライト周り(結局手磨き)

凹凸部分はバフを水平に上手く当てるのが難しかったです。隙間が出来てしまって、バフが当たる部分・当たらない部分ができます。

本来であれば小さな直径のポリッシャーを用意して使い分けるのだと思います。

しかしど素人はそんな便利な道具は持ってません。
バフの外側数センチだけをつかって凹部分を研磨しました。

【Step3】磨き

​ようやく研磨作業です。
この工程までに洗車を3回しているので既に疲れています(笑)

研磨力が弱い「ウレタンバフ」×「仕上げ用コンパウンド」からスタートします。
削り過ぎたら元には戻れないので慎重に(笑)

園長
園長

この組み合わせでも軽いくすみや洗車キズは落とせました!
想像よりもボディの輝きが復活して感動しました!

この組み合わせで数回磨いても白ボケ・傷が消えない部分があれば、ここで初めてショートウールバフの出番です。

「ウールバフ」×「仕上げ用コンパウンド」の組み合わせで研磨したら、「ウレタンバフ」×「仕上げ用コンパウンド」でもう一度磨き直します。ウールバフの磨きキズをウレタンバフで整えるためです。

使用する道具の順番
②⇒ピカピカ⇒③
②⇒くすみあり⇒①→②→③

No.研磨力バフ×コンパウンド
ウールバフ×仕上げ用
ウレタンバフ×仕上げ用
ウレタンバフ×鏡面仕上げ用

私の場合は最初にルーフを磨いたら、ちゃんと磨けているか太陽の下に移動させ、このやり方で良さそうだと確認してから他のパネルの作業に着手しました。

【Step4】鏡面仕上げ

​最後は、「ウレタンバフ」×「鏡面仕上げ用コンパウンド」を使って、鏡面仕上げします。

​Step3の工程で白ボケ・くすみは取れていますが、この最終ステップを踏むことで、濃い色味・深い艶が生まれます。

鏡面仕上げ用コンパウンドは、Step3の仕上げ用よりも伸びが良く、サクサクと作業が進みました。

全体を磨き終えたらマスキングを外す前に、太陽の下に移動させて磨き残しやムラのチェックを行いました。

園長
園長

コペンの塗装が復活!きれいな艶になりました!頑張った甲斐がありました!

ここでは特筆しませんが、
研磨した際に発生した白い粉を洗車で洗い流し、すっぴん状態になったボディにコーティングを施工して終了です。

Before / After

Beforeは晴れの日、Afterは曇りの日の写真です。
日光の当たり具合によって色味が違って見えます。分かりづらい写真になっており、申し訳ございません…

上:Before 下:After
上:Before 下:After
上:Before 下:After
上:Before 下:After

まとめ:DIY研磨でも綺麗にできる!

​「知識ゼロ・経験ゼロ」の状態からスタートした今回のボディ研磨DIY。

実際にやってみて思ったのは、
「正しい手順を守れば、ど素人でも愛車の輝きは取り戻せる」ということです。

作業時間は丸一日とかなりハードでしたが、景色がくっきりと映り込むほどの艶になり、「本当に自分でやったのか?」と疑うほどの仕上がりに大満足です!

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