【DIY】コペンL880Kのエンジンオイル・フィルター交換方法と注意点

つぶやき

​初代コペン(L880K)は、軽自動車では珍しい4気筒ターボエンジンを搭載しており、高回転まで気持ちよく回る滑らかさや、ターボのトルク感が魅力です。

このコンディションを維持するためには「オイル管理」が欠かせません。

「お店に頼むと高いし、自分でやってみたいけれど失敗が怖い…」
「L880K特有の注意点ってあるの?」

実はコペンL880Kのオイル交換はポイントさえ押さえれば初心者でも十分可能です。
​本記事ではコペンオーナーである私が、DIYでのオイル交換手順を徹底解説します。

オイル交換に必要な道具と準備

推奨オイルの粘度と規定量

メーカー指定粘度:5W-30
​オイルのみ交換時: 約2.5L
​オイルフィルター交換時: 約2.7L

​入れすぎるとエンジンの吹け上がりに悪影響を与えます。”大は小を兼ねる”とはいかないので、計量できる道具を準備して臨みましょう。

園長
園長

コペンはオイル交換で使用するオイル量が少なくて済むのが良い点です。経済的だしオイルを入れる作業時間も短く済むので、他のスポーツカーと比べてメリットだと感じています!

用意すべき工具と消耗品

■ジャッキアップ作業

  1. フロアジャッキ
  2. リジットラック(馬)
    ジャッキアップした車体を支えるために必須。
  3. リジットラックアダプター
    車体のジャッキアップポイントを傷めないために装着します。
  4. 輪止め
    ジャッキアップ中に後輪が動かないよう固定します。
  5. 寝板
    ボディ下に潜る時に便利です。段ボールでも代用可能ですが、作業がしやすくなるのでおすすめです。下に潜った時に「あの工具持って来るの忘れた!」と一度戻って入り直すのは面倒です。

リジットラック絶対に、必ず、確実に、使用してください。(意外と使用していない人をSNSで見かけます) ジャッキは持ち上げる力はあっても、保持し続けるのは苦手です。時間と共に下がってしまうので、リジットラックで車体を支える必要があります。

■オイル交換作業

  1. メガネレンチ・ラチェットレンチ(14mm)
  2. オイルフィルターレンチ(カップ型68mm)
  3. トルクレンチ
    ドレンボルトを適切な力で締めます。締めすぎ・緩すぎ防止。
  4. オイルジョッキ
    なくてもOK。100均の大き目の計量カップで代用可。
  5. 保護メガネ
    なくてもOKですが、車体の下に潜って上を向いて作業するので、砂やら錆が落ちて目に入ることがあります。
園長
園長

以前保護メガネなしで痛い目にあったので私は必ず着用しています…

■消耗品

  1. エンジンオイル
  2. オイルフィルター
    ダイハツ純正コペン専用のオイルフィルターがおすすめ。
  3. ドレンパッキン
    一度潰して密閉することによってオイル漏れを防ぐ部品なので、毎回新品に交換します。
  4. 廃油処理箱
    大きいサイズの方が抜いたオイルを入れやすくておすすめ
  5. パーツクリーナー
  6. ビニール手袋
    オイル交換はオイルのぬるぬるが付き物。軍手や作業手袋は染みてしまうので、気軽にポイポイ捨てられるビニール手袋はオイル交換作業にはちょうどいいです。

【実践】L880Kオイル交換の5ステップ

STEP1:車体をジャッキアップ

まずは、ジャッキアップする前に後輪の前後に輪止めを置きます。後輪の後ろに置くだけでも十分ですが、万が一の際に車体が前方にも動かないように後輪の前後に置くのがおすすめです。

サイドブレーキはしっかりかけてください。

次にフロントのジャッキアップです。
コペンのジャッキアップポイントはここです。
ボコッと出ているのでわかりやすいです。

ジャッキの丸い受け皿がジャッキアップポイントに当たるように、少しずつジャッキを上げながら覗き込んで位置を確認します。

ジャッキで持ち上げたら次はリジットラックです。ボディ横のジャッキアップに着地することを確認して、ジャッキを下げます。

園長
園長

リジットラックのアダプターがちゃんとジャッキアップポイントに当たっているか、左右往復しては少し下げてを繰り返し、チョロチョロ動いて確認しています(笑)

フロントにある牽引フックでもOKですが、車体下に潜る際に邪魔になるのでボディ横のジャッキアップポイントがおすすめです。

STEP2:古いオイルを抜く

​エンジン下部のオイルパンに付いている14mmのドレンボルトを反時計回りに緩めます。
​最初はレンチで緩め、最後は指でボルトを押し付けながら回し、一気にパッと引くと手に廃油がつきにくいです。

フィラーキャップ(オイル注ぎ口の蓋)を先に緩めておくと、空気の通り道ができてオイルが勢いよく抜けます。

このカバーを上に引っ張って外すと、フィラーキャップにアクセスできます。

ドレンボルトを外した時に古いドレンワッシャーが取れているか要確認。オイルパンにくっついたままになっていることがあります。マイナスドライバーなどをあてがって根本をコンコン叩けば簡単に取れます

園長
園長

折角ジャッキアップするので、このタイミングでオイル漏れやドライブシャフトブーツの破れ、錆の点検も行います!

​STEP3-1:オイルフィルターの取り外し

​オイルフィルターは、オイル交換2回につき1回の頻度で交換するのが一般的です。

L880Kのフィルターは狭く奥まった場所にあります。他の車と比較してフィルター交換作業の難易度はかなり高いです。激ムズ。オイル交換はDIY、フィルター交換はお店に任せるオーナーも少なくありません。

この穴(エンジンマウント)に工具・手を入れて作業します。拳しか入らない大きさで、目視しにくいです。

外す際にはカップレンチをかけてラチェットで反時計回りに緩めます。ここは狭いので、サクサク回せるラチェットが適しています。

フィルターにカップレンチがついたままだと入口の穴から抜けません。

フィルターが少し緩んだらレンチを反対に回したりガタガタさせて、レンチとフィルターを分離させてください。

この時にフィルターに残ったオイルが垂れてくるのでご注意ください。顔にかかります(笑)

STEP3-2:オイルフィルターの取り付け

そして新しいフィルターの取付です。
新しいフィルターの黒色のOリング(ゴムパッキン)にオイルを塗って馴染むようにしておきます。

フィルターを取り付けて、カップレンチで締めます。台座に当たったところから3/4回転させればOKです。

園長
園長

ただ、このカップレンチがなかなか外れないんです。トルクをかけているのでがっつりフィルターに噛み込んでしまいます。

カップレンチが外れないとエンジンルームの外に出せず、片手しか入らないし目視もできません。カップレンチが外れない時はラチェットを付けた状態でガタガタ動かせば外れます。

STEP4:新しいオイルを注入する

ドレンボルトに新しいパッキンを装着し、締め付けます。
締め付けトルク: 25N·m

オイルを注入する前にジャッキアップした車体を下ろします。水平な状態にすることでレベルゲージで正確なオイル量を測れるようになります。

フィルター交換なし規定量:2.5L
フィルター交換
あり規定量:2.7L

​オイルジョッキを使い、規定量をゆっくり注ぎます。

​STEP5:オイルレベルの確認と漏れチェック

​注ぎ終わったらフィラーキャップを閉め、エンジンを数分間始動させます。その後エンジンを切り、数分待ってからオイルレベルゲージで量を確認します。

レベルゲージのHiとLowの間にオイルが付いていれば作業完了です!

いつもHiぎりぎりまで入れています。

ごみの処分方法

オイル交換が終わったら後片付けです。

ごみの処分方法は自治体によって異なります。
お住まいの地域のごみ出しルールを一度確認しておくと安心です。

■抜いたオイル(廃油)の捨て方
「廃油処理箱」に吸わせたオイルは、「燃えるごみ」で処分できる自治体が多いです。

もしもお住まいの地域では捨てられない場合はガソリンスタンドで引き取ってもらえる場合もあります。オイル交換前に確認しておきましょう。

■オイル缶(4L缶など)の捨て方
空になったオイル缶は、基本的に「資源ゴミ(金属・缶)」として処分できる自治体が多いです。
缶を逆さまにして、中のオイルを最後の一滴までしっかり出し切ります。

まとめ

コペン(L880K)のオイル交換は、手順さえ守ればDIY初心者でも十分可能です。
しかし、オイルフィルター交換が加わると難易度は一気に「激ムズ」へと跳ね上がります。

  • オイル交換:
    道具を揃えれば簡単!愛車の健康診断にも最適。
  • ​フィルター交換:
    狭い隙間との戦い。無理だと思ったらプロを頼るのも賢い選択。
  • ​安全面:
    命を守るリジットラック(馬)・輪止めを必ず使用!

無理のない範囲でDIYを楽しみながら、
コペンを長く良いコンディションでキープできるようにしましょう!

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